日本の「メタボ健診」は世界の非常識!

2008年1月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を中心とした生活習慣病を見つけて指導する国の「特定健診・保健指導制度」が08年4月から始まるが、その診断基準よりはるかに緩やかな判定値を日本人間ドック学会が定めるなど、雲行きが怪しい。日本肥満学会など8学会は05年に合同で診断基準を決めた。予防医療の柱として厚生労働省が便乗し、40~74歳の約5700万人を対象に「メタボ健診」を進めることになった。だが、その基準そのものが世界から「孤立」している。例えば女性のメタボの必須要件を腹囲90センチ以上とし、国際糖尿病学会が定めるアジア女性の80センチを上回る「不自然」さだ。実は内臓脂肪が心臓・脳血管障害を引き起こすという考え方も日本独自のもの。諸外国では皮下脂肪も大きく関わっているとされ、さらにメタボの最大原因は血糖値を調節するインスリンの効きが悪くなるためとの見方が世 ………

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