日銀総裁にあの榊原英資が浮上

民主党が「ミスター円」こと榊原元財務官の擁立を画策。本命の武藤副総裁と一騎打ちか。

2008年1月号 BUSINESS

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来年3月19日に任期満了を迎える福井俊彦日銀総裁の後任人事をめぐり、与野党の攻防が最終局面を迎えた。自民党の推す武藤敏郎日銀副総裁(64、元財務事務次官)に対し、民主党は手の内を見せない。しかし、編集部は同党が「隠し球」として榊原英資早大教授(66、元大蔵財務官)の擁立に動いている事実を掴んだ。入省1年違いの大蔵OB2人が、骨肉の争いを演じるのだろうか。11月14日、参院本会議は政府提案の国会同意人事案件(14機関計28人)のうち、官僚OB3人の就任を否決した。「不同意」は実に56年ぶり。民主党の鳩山由紀夫幹事長は「度が過ぎる天下りに歯止めを掛けた」と与野党逆転の成果を最大限アピールした。これに対し、町村信孝官房長官は「なぜ駄目なのか、国会に一人ひとりの理由をはっきりうかがいたい。省庁出身者と言うなら、法の下の平等に反する」と猛反発した。政府サイドが怒りをあら ………

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