ゴルフツアーの救世主となった「トヨタの奥田」

2008年1月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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奥田碩トヨタ自動車取締役相談役が日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事に就任したのはわずか1年前だが早くも「奥田効果」があらわれたとゴルフ界は驚いている。トヨタ自動車、松下電器産業、キヤノンの3社が来期の男子ゴルフツアーのスポンサーになったからだ。アジアパシフィック・パナソニックオープン、キヤノンオープン、レクサス選手権は、いずれも賞金総額が2億円というビッグトーナメント。男子ゴルフはアマチュアの石川遼選手が登場し話題を集めたが、女子に比べるとスター選手がおらず、サントリーをはじめスポンサーを降りる企業が相次いでいる。男子ツアーが成り立たなくなるとして同機構は奥田氏を招聘し、窮状を訴えた。トヨタはもちろん松下、キヤノンとも奥田氏の要請に応えたもので、改めてその影響力をみせつけた格好だ。 ………

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