負け組の三越社員がすがる「伊勢丹イズム」

2008年1月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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百貨店大手の三越と伊勢丹が11月20日の臨時株主総会で2008年4月の経営統合を決議し、双方が持ち株会社「三越伊勢丹ホールディングス」の傘下に収まり、国内最大のデパートブランドが誕生することが正式に決まった。総会で一般株主から「まるで『負け犬』」と非難を浴びた三越に対して、伊勢丹側は「着々と『伊勢丹イズム』の浸透に動いている」(大手百貨店幹部)。両社は現在、統合準備委員会で作業を進めているが、伊勢丹の武藤信一社長は、委員会への出席などで日本橋の三越本店を訪れるたびに、売り場スタッフを含めた三越社員に向かって「伊勢丹方式を採用すれば業績が回復して職場も明るくなる」などと気軽に語りかけ、その明るく前向きな対応が「三越社員の心をつかみ始めている」と三越関係者は言う。サッポロホールディングス(HD)に買収を仕掛ける米スティール・パートナーズが、保有不動産 ………

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