英諜報機関MI6がタリバンと極秘交渉

2007年12月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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英対外諜報機関MI6は、自爆テロが相次ぐ不穏なアフガニスタンで和平を探ろうと、イスラム原理主義組織タリバン幹部らと極秘の裏交渉に乗り出した。MI6が工作員のアフガニスタン派遣を明らかにしたのは10月末だが、工作員はその2カ月前に派遣されている。英諜報機関幹部によれば、裏交渉の会合場所はアフガニスタンの山岳地帯だという。MI6は工作員がタリバン幹部と会合する際の取り決めを注意深く定めた。たとえば、①会合場所の周辺には軍の哨戒機や長距離音声傍受装置を搭載したヘリコプターを飛行させない、②会合に参加する工作員は2人まで、③工作員は盗聴器を携帯しない、④会合で協議した内容が先々、双方で食い違わないようメモはとっていい、⑤会合に参加したタリバン幹部を後で尾行しようとしない――などだ。しかし、MI6とタリバンの裏交渉は英国防省と米国防総省の間に亀裂をもたらした。現地司令 ………

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