バブルの宴か「中国現代アート」

新興富豪が血眼になって売れっ子作家を買い漁る。空前のブームはいつまで続くか。

2007年12月号 LIFE

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国際美術市場が空前の活況に沸いている。世界の2大オークション会社であるサザビーズとクリスティーズの今年上半期の落札総額はともに前年比40%を超える伸び率で、32億ドル余り(約3750億円)の過去最高を達成した。これがいかにすごい数字であるか、日本国内の市場規模と比較すればすぐ分かる。日本でもここ数年、競売会社が相次ぎ誕生し、オークション市場が元気である。とはいえ、年間落札額はやっと180億円にすぎない。昨年11月8日、クリスティーズがニューヨークで開いた競売では、オークション史上最高となる4億9100万ドル(約579億円)を記録。なんと一晩で日本の年間合計の3倍を売り上げたのである。この驚嘆すべきアートブームを支えているのが、中国の現代美術である。「1年で倍以上の値をつける例はざら」といわれるほど高騰はとどまるところを知らない。昨年、フランスの美術市場情報サイ ………

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