2007年12月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
経営再建中のライブドアホールディングスは平松庚三社長(61)が12月の定時株主総会で退き、経営コンサルティング会社アリックス・パートナーズの石坂弘紀氏(34)が後任に就く人事を決定した。同氏は経済産業省出身で産業再生機構に携わり、ライブドアの再建計画立案に参加した。米国弁護士の資格を持ち法律にも詳しい。同氏の起用には再建加速の狙いとともに、「数多く抱える訴訟に備えたい」とのライブドアグループや株主の思惑がにじみ出ている。平松氏はライブドア事件で辞職した堀江貴文被告の後を受け、昨年1月社長に就任。インターネット関連事業に経営資源を集中し、金融や中古車販売などグループ企業の売却を進めた。8月には自身の出身母体である会計ソフト会社の弥生も投資ファンドへの譲渡を決め、事業整理が一段落したのを契機に、トップを退くことにした。平松氏は「面白くて楽しいライブ ………
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