負の遺産「人工島」に苦しむ福岡市長

2007年12月号 連載 [LOCAL EYE]

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福岡市の博多湾東部にぽっかり浮かぶ人工島(アイランドシティ)。面積はヤフードーム約24個分、401ヘクタールもの広大な敷地だ。この島の整備計画をめぐり、福岡市が揺れに揺れている。吉田宏市長の肝いりで発足した内部の「検証・検討チーム」が今年9月、人工島事業についての最終報告を発表。国際物流拠点機能の強化をはじめ、商業施設など広域的な集客拠点をつくる計画だ。福岡市が1994年に着手した人工島事業の抜本的な見直しは、昨年3選を目指す現職を破り、初当選した吉田市長の公約だった。財政負担を軽減化するために「ゼロから見直す」としていたが、市議会で少数与党という事情があるにせよ、9月定例会では「市全体の都市戦略が見えない」などと厳しい批判が相次ぎ、吉田市長は防戦一方だった。今の福岡市にとって、人工島は大幅な赤字続きの市営地下鉄事業と並び、頭を悩まし続ける「お荷物 ………

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