米印原子力協定に暗雲 ロシアが「漁夫の利」

2007年12月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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ロシアのソボレフ連邦安全保障会議書記長代行は10月30日、訪問中のインドで、ロシアがインドのクダンクラム原子力発電所に4基の原子炉を建設することで受注合意に達する可能性が高いことを明らかにした。11月中旬にも予定されているシン首相のモスクワ訪問時に調印にこぎつけそうだ。核不拡散条約に参加せず、核兵器を保有するインドは昨年3月、シン首相が米国と原子力協定締結で合意したが、国内で左派政党の反発にあい、実現は暗礁に乗り上げたまま。しかし、ロシアのプーチン大統領とは、今年1月に原子炉4基の建設で基本合意しており、モスクワで開かれたロ印政府間会合で、米印原子力協定が頓挫に近い状態になっていることまで明らかになったという。ソボレフ書記長代行によれば、ロシアで建設予定の国際ウラン濃縮センターへの投資計画の提案もインドから挙がったという。インドは急増するエネルギ ………

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