地金見えた「大島コンツェルン」

「商工ファンド」騒動から8年。ロスチャイルドに憧れたが、投資も融資もあこぎなまま。

2007年12月号 DEEP

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「腎臓二つ持っとるやろ。うちの債務者、腎臓一つしかないやつ多いねんぞ。こら。えっ、1個売れよ。こら、300万円くらいで売れるわ。目玉も1個売れ」正規の金融機関に相手にされない中小企業向けに、高利で事業資金を貸し出す商工ローンの最大手だった「日栄」の担当者が、暴力的な債権取り立てを行う場面を録音したテープは、金融危機にあえぐ社会を震撼させた。1999年10月のことである。連日のようにブラウン管を通じて流された恫喝テープ。日栄とともに大手だった「商工ファンド」も、悪辣な債権取り立てが社会問題化した。日栄、商工ファンドそれぞれの社長が国会で証人喚問され、これをきっかけに出資法改正の機運が高まり、上限金利が29.2%に引き下げられたことは記憶に新しい。会社自体の存続さえ危ぶまれた2社であったが、日栄は「ロプロ」、商工ファンドは「SFCG」とそれぞれ社名を変更、商工 ………

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