2007年11月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]
米系IT企業の日本法人トップが来年相次いで入れ替わる。まずはアマゾン・ジャパン(東京・渋谷)。2001年4月から社長を務めてきたジャスパー・チャン氏が年明けにも交代する見通し。日本での事業が軌道に乗り、仮想商店街への参入なども果たしたことで、米本社が後任探しに入っている。氏は1986年に香港大を卒業後、キャセイ・パシフィック航空に入社。当時の香港の政局不安から87年にカナダへ移住し、消費財最大手米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)のカナダ法人に転職した。P&Gでの経験を買われ、アマゾン.ジャパンへ移り、事業拡大に一役買ったわけだが、その役割はすでに終わったとされる。同社は、M&A(合併.買収)スキルなど財務に精通した人物を求めているようで、楽天買収など大掛かりな戦略を取りたい考えの模様。次は日本オラクルの新宅正明社長だ。2000年8月に現職就任以来、拡大路 ………
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