「私の履歴書」に田淵氏が登場

2007年10月号 連載 [メディアの急所]

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「日経」文化面(最終面)の名物コラム「私の履歴書」が精彩を欠いている。今年登場した経済人はダイキン工業の井上礼之会長、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長、ニコンの吉田庄一郎氏の3人だけ。万人が認める大物経済人は鈴木敏文氏のみ。ここ3カ月に至っては、読売巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督(7月)、俳人の森澄雄氏(8月)、文楽の吉田蓑助氏(9月)とスポーツ・文化人が続く。その道の達人なのだろうが、長嶋氏を除くと一般読者にとっては、ちと読み続けるのが辛い人選だ。「私の履歴書」は1956年3月以来、すでに半世紀以上続く長寿コラムだ。国内外で功成り、名遂げた人物が明かす真相や難局打開の知恵と努力は、読者を驚かせ、感銘を与えてきた。私家版現代史の証言としても意義深いが、日経ならではの大物経済人の登場が途絶えているのはなぜか。戦後62年も平和が続いた結果、乱 ………

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