煮え湯を飲まされた森と町村

最大派閥「清和会」からの入閣はたった1人。安倍への怒り、麻生への恨みが募るばかり……。

2007年10月号 POLITICS

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驕れる平家は久しからず――。自民党最大派閥である町村派「清和政策研究会(清和会)」の置かれた状況は、まさに、この言葉のままではないか。森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三と3代続けて首相を輩出してきた清和会の天下も、先の改造・党役員人事で潮目が大きく変わろうとしている。こともあろうに安倍から煮え湯を飲まされた格好で……。改造から3日後の8月30日昼に開かれた清和会の在京議員昼食会。どこか白けた空気が漂っていた。「総裁派閥」とはいいながら、入閣者が外相となった町村信孝だけだったからだ。冒頭、町村が気まずそうにあいさつを始めた。「たった1人の入閣で誠に内心忸怩たるものがあります。期待された皆様には本当に申し訳ない。とにかく人事は(首相)一人で決めるものだから……」総裁派閥の長が改造人事で自身の「非力」を認めるというのは、異様というほかない。清和会は当初、衆院当 ………

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