損保再編の「カギ」握る三井住友海上とトヨタ

収益源の自動車保険はジリ貧。焦る名門に立ちはだかる「巨人」東京海上日動。

2007年10月号 BUSINESS

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損害保険業界が水面下で再編に狂奔している。再編自体は、日本中を呆れさせた保険金不払い問題の解決に必要な多額のシステム投資を賄うため、統合による経営規模の拡大が志向されたことがそもそもの発端だった。ところが、今や不払い問題は完全に置き去り。統合で事業規模を拡大し、業界地図を塗り替えることだけが自己目的化し、理念なき再編騒動に変質している。損保業界の序列は、最大手の東京海上日動火災保険を傘下に置くミレアホールディングス、損保ジャパン、三井住友海上火災保険の大手3社に、あいおい損害保険、日本興亜損害保険、ニッセイ同和損害保険、富士火災海上保険と続く。売上高に相当する保険料収入(2007年4~6月)は、東京海上日動が4787億円、損保ジャパンが3513億円、三井住友海上が3344億円。あいおいと日本興亜は2千億円前後とワンランク落ちる。ニッセイ同和と富士火災は1千 ………

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