ベネズエラの暴れん坊ロンドン市に石油値引き

2007年10月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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ロンドンのケン・リビングストン市長は8月、低所得者層を対象にバス代を半額にすると発表した。同市長とベネズエラのヒューゴ・チャベス大統領との交渉で、同国からの石油を20%割引きで購入する契約を得たためだ。3200万ドル相当の値引きで、この見返りとしてロンドン市はベネズエラに事務所を構え、都市計画や交通設備について助言する。世界でも有数の金持ち都市であるロンドンが、1人当たりの国民総生産が英国の4分の1以下のベネズエラから事実上の補助金を受けることに眉をひそめる向きも多い。ロンドンとベネズエラの交渉は昨年5月にチャベス大統領が非公式に訪英したときに始まる。当時のブレア英首相とは会わなかった大統領をリビングストン市長は諸手を挙げて歓迎した。反戦・反米のリビングストン市長は「英政府のようにジョージ・ブッシュ(米大統領)と寝るぐらいなら、私はチャベスのほう ………

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