トヨタ北米工場に潜む「死角」

労務費削減計画の内部資料が流出したことで広がる波紋。労組結成に拍車がかかる。

2007年10月号 BUSINESS

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トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は8月31日に開いた経営説明会で、2009年に全世界での販売台数が1040万台に到達する見込みであることを公表した。全体需要にもよるが、世界シェアは15%程度になると見られ、02年に発表した計画を1年前倒しで達成することになる。さらに、07年中に米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜き去り、世界一の座を手中に収めることも確実な情勢だ。躍進を続けるトヨタの主な収益源は米国市場。円安も利益をかさ上げする。米国市場に限っても、今のペースでは第2位のフォード・モーターを今年か来年に抜く可能性が高く、GMにも迫る勢いだ。米自動車大手3社(デトロイトスリー)が経営不振に喘ぐ中、トヨタの成功は際立っている。しかし、その躍進の陰に潜む「死角」に、果たしてトヨタの経営陣は気づいているのだろうか。その死角とは、具体的にはトヨタの北米工場で労働組合が組織化され ………

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