宮原秀夫NICT理事長があっと驚く「隠し玉」人事

2007年10月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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大阪大学総長から独立行政法人・情報通信研究機構(NICT)の理事長に就任した宮原秀夫氏が、東京のインターネット関係者をあっと言わせる「隠し玉」人事を用意していることが明らかになった。阪大サイバーメディアセンター長で、応用情報システム研究部門の下条真司教授を、NICTに転籍させようというのだ。下条教授は、関西で先端的なインターネット技術の開発、実験を進める「サイバー関西プロジェクト」(CKP)の要の人材。宮原理事長自身、CKPの会長であり、一緒に上京しないかと下条教授を口説いたらしい。東京では慶応大学湘南藤沢の村井純教授らのWIDEグループが幅を利かせているが、研究実績のある「関西の雄」がNICTのある東京・小金井で旗揚げすれば、ネットは「藤沢対小金井」の二極時代になるかもしれない。 ………

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