「置き去り日本」に北朝鮮が攻勢

テロ支援国指定解除へ動く米朝の軸に、10月首脳会談の南北の軸。どうする“孤閨”ニッポン。

2007年10月号 GLOBAL

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北朝鮮の核問題が再燃してから5年が経とうとしている。2002年10月のケリー米国務次官補の訪朝に端を発するこの問題は、今年1月ベルリンでの米朝協議をきっかけに解決の糸口をつかみ、ついに米国が北朝鮮のテロ支援国指定を解除することについて本格的な協議を始めた模様だ。6カ国協議の枠組み堅持を謳っていても、主たるプレーヤーが米朝両国であることに変わりはない。しかし、南北朝鮮関係も大きく注目されている。8月8日、韓国と北朝鮮は同月28日から30日まで平壌で南北首脳会談を行うことに合意したと発表したからだ。その後、北朝鮮の洪水被害を理由に10月2日から4日に延期となったが、12月19日に控える韓国の大統領選挙を意図したものであることは明確である。内政で点数を稼げず支持率を10%前後にまで落とした盧武鉉政権と、次期政権でも宥和政策を継承してほしいという北朝鮮側の思惑が一致した ………

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