新型ヘリ護衛艦「ひゅうが」の正体

2007年10月号 連載 [「軍略」探照灯 第18回]

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8月23日、横浜市磯子区のIHIマリンユナイテッド横浜工場で進水した「ひゅうが」を防衛省は「ヘリコプター搭載護衛艦」と公称しているが、実はこれは日本が第2次大戦後はじめて建造した航空母艦だ。全長197㍍、幅33㍍の飛行甲板、その一層下の格納甲板に収容した航空機を出し入れする大型エレベーター2基を備え、飛行甲板の強度、格納庫の天井高なども英国海軍の垂直離着陸攻撃機「シーハリヤー」や、それを米海兵隊用に改良した「AV8B」などを搭載できるように設計されている。基準排水量は1万3500㌧とされているが、これは油や水が入っていない状態で、満載で1万8千㌧になる。第2次大戦中の空母「蒼龍」(満載1万8800㌧)と同程度で、英国の軽空母インビンシブル級(満載2万600㌧、22機)とほぼ同じクラスだ。「ひゅうが」は今後、兵装の取り付け、艤装やテストを行って来年度末に就役の見込みだ。同型 ………

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