原材料高騰が直撃 ピンチが続くサッポロビール

2007年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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不作の影響により麦芽やホップの価格が高騰、さらに資源市況の上昇に伴うアルミ缶のコスト増に直面しているキリンホールディングス、アサヒビールなどビール4社が、余力を削って凌ぎ合う「持久戦」に突入しそうだ。「商品価格の据え置きと引き上げの両面で検討を重ねる」(加藤壹康・キリンホールディングス社長)と値上げに含みを残すものの、酒店での陳列スペース確保などで激しい競争を続ける現実を考えれば、「値上げは自殺行為」(大手スーパー幹部)なのは明日だ。価格改定で可能性があるのは、量販店などでの特売の値引き幅を圧縮することだが、それだけでも目立つため、当面は「やせ我慢」を強いられるだろう。原料や容器の価格上昇で「半期で数十億円単位のコストアップになった」(大手ビールメーカー)とされる中で、連結最終利益が4社中、唯一100億円に届かないサッポロホールディングスの ………

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