ロシアの「過激活動対策法」改正で反体制派弾圧も

2007年9月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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2007年7月、「過激活動対策に関する連邦法」の改正案がロシア上下院を通過、違法な過激活動の定義が拡大され、警察の捜査権限が強化された。02年に制定された「過激活動対策法」は、その後ロシア国内でいわゆるスキンヘッド・グループなどによる人種差別的、排外的な犯罪件数が増加したのを受け06年に改正、民族的、宗教的動機による犯罪を適用範囲に加えた。今回の改正では政治的、イデオロギー的、社会的な憎しみによる犯罪など13項目にわたる過激活動が挙げられている。捜査当局による盗聴も合法化され、報道機関は過激活動禁止処分となった機関や人物の報道を制限される。しかし今年12月の議会選挙と来年の大統領選挙に向けて、反体制派を押さえ込む道具に使われると危ぶむ声もあり、人権保護団体などは深い懸念を表明している。解釈次第では環境保護団体「グリーンピース」や反グローバリゼーショ ………

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