韓国で「住宅バブル大崩壊」の危機

不動産から株に逃げる過剰資金。日本のバブル崩壊前夜に酷似している経済の行方は……。

2007年9月号 GLOBAL

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韓国ではここ数年、住宅価格が高騰している。「ソウル郊外の新都心、板橋(パンギヨ)のマンション価格は東京の板橋より高い」という日本人向けの小話は、もはやジョークではなくなっている。韓国の板橋では7月下旬、マンション開発のため退去する住民約50人は対策が不十分だとして、韓国の土地公社の社長室を占拠する事件を起こした。空前の不動産ブームを沈静化するため、韓国政府はマンションなどの供給を増やす政策に転じたが、板橋のマンションの坪単価は概ね1600万ウォン(約208万円)以上もする。板橋では、開発情報を事前に入手し、不動産投機で濡れ手に粟を得ようとした公務員ら関係者が数多く逮捕された。日本の1980年代の地上げやリゾートの乱開発を思い出させる「景気のよい」事件が数多く見受けられる。ソウルの江南(カンナム)地域のマンション価格も、「天井知らず」と言われてきた。江 ………

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