「さらば日本」ホンダの賭け

その販売台数の8割が今や海外。国内市場での惨憺たる状況は何を意味するのか。

2007年9月号 BUSINESS [超グローバル企業の死角]

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2007年7月18日、東京・南青山のホンダ本社。恒例の年央記者会見で、福井威夫社長は今後の事業計画を淡々と説明した。「インディアナ新四輪工場が稼働」「ベトナムに二輪車第2工場」「ペルーに二輪車の新工場」「タイに四輪車第2工場」「アルゼンチンに四輪車工場新設」……。事業計画の中身は、華々しい海外展開が「主役」である。多くのビジネスマンが知っていることではあるが、ホンダは、11兆円の売上高や8500億円の営業利益のほとんどを海外で稼ぎ出している。その拡大ぶりはすさまじい。データが物語っている。四輪車では全販売台数に占める海外の割合は年々拡大しており、今や8割となっている(グラフ参照)。二輪車も06年度の国内販売は約34万台なのに対し、海外ではその38倍の1296万台を売った。連結従業員数は06年度から07年度までのわずか1年間で、約14万5千人から約16万7千人と、一挙に2万2千 ………

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