不要不急の名古屋城復元にこだわる松原名古屋市長

2007年9月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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「ポスト万博」として名古屋市が今、最も力を入れているのが「旧国宝・名古屋城本丸御殿の復元事業」だ。1945年の空襲で焼失した御殿を2008年度から15年かけて復元するプラン。総工費は150億円。3分の1の50億円は企業や市民から寄付を募り、残りは税金や国の補助金を投入する計画だ。松原武久市長は「職人のものづくりの技・文化・自然の大切さを後世に伝えるため」と意義を強調し、PRイベント開催やイメージソングCD、本丸御殿を描いたティッシュボックスの発売など、涙ぐましい努力をしてきたが、機運はさっぱり盛り上がらない。議会定例会で与野党の議員から「規模の縮小を!」「行政主導で強引すぎる」「寄付の50億円が集まってから着工すべき」といった意見が相次ぎ、市職員からも「莫大な税金を投ずる価値があるモノなのか」という疑問の声が上がっている。しかし、市長は市民の理解が得られるよ ………

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