片山落選! 放送界に激震走る

2007年9月号 連載 [メディアの急所]

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通信族のドンとして君臨してきた元総務相、片山虎之助参院自民党幹事長の落選が、放送業界に激震を走らせた。片山氏は、日本民間放送連盟など既存の地上波局の利益を代弁する「守旧派」の頭目で、自民党内で放送業界革新を唱える菅義偉総務大臣と事あるごとに対立してきた。当面の焦点は、業界内の新興勢力であるCATVが既存放送局の県域免許の枠組みを越えて番組を流す「区域外再送信」。大分県のCATVが3月、福岡県の放送局の地上デジタル放送を流せるよう総務相に裁定を求めており、この裁定が今後、全国のCATVと既存地上波局の役割分担を崩す分水嶺となる。片山氏は「『区域外再送信』は、地上放送の根幹である地域免許制度と相容れないものであり、撤廃すべきだ」と、民放連の肩を持ち反対にまわった。一方、菅大臣は放送と通信の融合を進める立場からCATV側の主張を支持。片山氏落選を見極めた菅氏 ………

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