「防衛省の天皇」解任の裏側

特捜に狙われた市ケ谷。野心満々の女性大臣小池は、君臨4年の怪物次官を切って、幕引きを図ったが。

2007年9月号 DEEP [山田洋行「疑惑」秋の陣]

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防衛省が指定する競争入札業者で最上位の防衛専門商社、山田洋行をめぐる疑惑は、本誌6月号が報じた。その「防衛省震撼『山田洋行』の闇」の記事は末尾がこうだった。「山田洋行は典型的な政治銘柄なのだ。現在の防衛省幹部も火の粉を浴びかねない。山田洋行、つまりは宮崎(元伸前専務)が、山田グループ経営のゴルフ場で繰り返し行ってきた接待の数々や、それ以上のものが明るみに出るのではないかと気が気でない、という。ネタ探しの地検特捜部には涎の出る案件だろう」それから3カ月。事態はまさにこの記事が予見したとおりの様相を見せてきた。その予兆のひとつ――。8月7日、毎日新聞朝刊は第3面で人事のスクープ記事を載せた。9月1日付で防衛省事務次官、守屋武昌が「退任へ」と伝えたのだ。他紙も追いかけ、後任に警察庁出身の西川徹也官房長が昇格すると報じた。守屋は今年1月に「庁」から悲願の ………

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