「麻生に禅譲」か8月政変

キングメーカーを目論む森と青木。「小泉再登板」は本人に気力なく、福田は「牽制カード」どまり。

2007年8月号 DEEP [時代錯誤の権力交代]

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参議院選挙は中盤だが、安倍政権への逆風はこのまま投票日までやみそうにない。有権者は相次ぐ不祥事に怒っているというより、安倍晋三首相がリーダーとしてあまりに頼りないことに呆れ、愛想尽かししているといった方が正しいだろう。「何が嫌がられると言って連日、テレビを通じて安倍首相のくだくだしい言い訳を聞かされるのに皆うんざりしている。問題がいくつもあるうえに、一つひとつの説明が細かすぎて話が長い。丁寧に説明すればするほど逆効果だ」。自民党選対幹部はこう言って嘆息する。確かに宙に浮いた年金、久間章夫前防衛相の原爆失言、赤城徳彦農水相の不明朗経費、消費税率上げ、国会の強行採決乱発と、釈明しなければならない問題が多すぎる。これではとても、憲法改正手続きの制定や教育改革、景気回復といった政権の「成果」を訴える余裕もない。だが、安倍首相の失敗の本質は、話術 ………

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