りそな銀行――野村証券と「破談」の裏側

第一生命との提携交渉が表面化したが、本命は「銀・証連合」。金融界の勢力図を塗り替える「最後の花嫁」の嫁ぎ先はどこか。

2007年8月号 BUSINESS [企業スキャン]

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「新しい銀行像を作ってくれと牛尾さん(治朗・元経済同友会代表幹事)や小泉政権から頼まれたから、りそなのトップを引き受けたんだ。メガバンクに呑み込まれたのでは、私が来た意味がない」細谷英二りそなホールディングス(HD)会長は時折、側近幹部らにホンネを漏らしているという。JR東日本副社長から2003年6月に、実質国有化された「りそな」のトップに転じて以来4年。店舗改革や女性の積極登用などの人事刷新を通じて、最近では「メガバンクにできないこと、地銀にできないことをやる顧客満足度の高い銀行という将来像が見えつつある」と、細谷会長は自負している様子だ。しかし、それも「りそな」ブランドを後世に残せなければ意味がない。そもそも年収がJR東時代の半分しかないりそな会長を引き受けた細谷氏には野心がある。自らの手でりそな再建を果たし、経営者として名を残したい――。「その ………

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