武田薬品に迫る「2009年問題」

業績絶好調の「王者」に忍び寄る主力製品の特許切れ。新薬の開発力低下も追い打ちか。

2007年8月号 BUSINESS

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国内首位を走り続ける武田薬品工業の2007年3月期連結決算は、売上高が前期比7・7%増の1兆3052億円、営業利益が同13・8%増の4585億円だった。売上高は16期連続、営業利益は15期連続でそれぞれ過去最高を更新。武田薬品は我が世の春を謳歌しているかのように見える。だが、2年後に目を向けると、安穏としていられない。収益の柱である主力製品が相次いで特許切れを迎えるからだ。武田の主力製品は、病院で処方される医療用医薬品。糖尿病治療薬「アクトス」(07年3月期売上高3363億円)、高血圧症治療薬「ブロプレス」(同2062億円)、消化性潰瘍治療薬「タケプロン」(同1507億円)、前立腺がん・子宮内膜症治療薬「リュープリン」(同1275億円)の四つだ。いずれも年間売上高が1千億円を超える、いわゆる「ブロックバスター」。四つ合わせて8207億円と、連結売上高の約6割を稼ぎ出す。しかし、タケプ ………

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