「風前の灯」のTOC 禁じ手スレスレ大谷家

2007年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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東証1部上場のビル賃貸テーオーシー(TOC)をめぐる買収合戦が泥沼化している。敵対的TOB(株式公開買い付け)をかけた不動産ファンドのダヴィンチ・アドバイザーズと、TOCのオーナーである大谷家の争いなのだが、大谷家側の禁じ手スレスレが目立ち始めた。大谷家といえば、力士出身の実業家、大谷米次郎が創業者で、孫の大谷和彦会長(ホテルニューオータニ社長兼務)と卓男社長が「TOCの顔」。が、眉をひそめるような少数株主軽視に「上場企業失格」との批判があがっている。「ダヴィンチさんのTOB価格より高く買いますから、僕に売ってください」。TOC株主の機関投資家は、YAMATO(マザーズ上場)の鮎川純太前社長からそんな電話を受けた。売却は断ったが「TOCしか知らないはずの株主名簿をなんで知っているのか」と首をかしげた。鮎川氏は女優、杉田かおるの元夫として有名だが、大谷和彦会長、卓男 ………

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