ロシア軍需大国復活 「ミグ」など大量受注

2007年8月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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6月下旬に開かれたパリ国際航空宇宙ショーにロシアの防衛・航空関連企業60社が参加、戦闘機や近距離輸送機で数百機、数十億~数百億ドル規模の受注が実現、ウケに入っている。ハイライトは超技巧の曲芸飛行を披露した多機能戦闘機ミグ29MOVTを擁するミグ社だ。多くの引き合いを集め、最新のミグ29戦闘機350機を100億~120億ドルで輸出予定だという。ミグの戦闘機は現在29カ国で1600機が使用され、カザフスタン、トルコ、ウズベキスタン、ウクライナなどが機種更新に関心を示しているという。スホイ社も、米ロ欧共同開発の近距離輸送機「スーパージェット100」10機をイタリ.エアライン社に2億8300万ドルで納入することが決まった。同機は年間700機生産し、35%を北米、25%を欧州、7%をロシアや中国に輸出する計画という。イルクト社は戦闘機Su30を242機、70億ドル規模で受注した。ほとんどを2014年まで ………

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