ヒル訪朝が示す日米連携の「妄想」

2007年8月号 連載 [「軍略」探照灯 第16回]

  • はてなブックマークに追加

6月21日、6者協議の米国首席代表クリストファー・ヒル国務次官補は朝7時過ぎホテルオークラを出て、六本木の米軍プレスセンターからヘリコプターで米空軍横田基地へ向かい、米空軍機で韓国烏(オ)山(サン)空軍基地を経由して、同日正午平壌順安空港に到着した。米高官の訪朝は02年10月のジェームズ・ケリー国務次官補の訪朝以来5年ぶりで、米朝の和解、接近を示していた。だが日本政府は午前9時のコンドリーザ・ライス国務長官から麻生太郎外相への電話ではじめてヒル氏の訪朝を知った。これは同氏を乗せた米空軍機が横田から離陸した後のことだった。ライス長官はその2日前、19日に韓国の宋旻淳(ソンミンスン)外交通商相と電話会談し、ヒル氏が訪朝することを告げていたことを韓国は事後に明らかにしている。ヒル氏は18日には北京を訪れ、中国の6者協議首席代表、武大偉(ウーターウエイ)外務次 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。