東証2部「森電機」の悪辣手口

ゴールドマン出身の小川社長がやりたい放題。こんな錬金術が許されるものか。

2007年7月号 BUSINESS

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「契約書は英語で書かれており、難解で理解できなかった。見事にだまされた気持ちです」4月中旬、東京地裁で開かれた民事訴訟の口頭弁論。「ほの字」「青山ワインホール」などおしゃれな飲食店のプロデューサーとして知る人ぞ知る足立正利氏は、以前売却したグッドコックという会社の株式を返還するよう訴えていた。相手は東証2部上場の森電機。当初の約束が守られなかったことが理由だった。話は5年前にさかのぼる。引退を考えていた足立氏は、会社の売却先を探していた。これが投資事業に乗り出した森電機の目に留まる。同社の小川浩平社長は足立氏と2002年2月に覚書を交わしている。足立氏が持つグッドコック株売却のほか、足立氏に退職金とコンサル料として合計1億4千万円強を支払うこと、グッドコックの銀行借り入れについて足立氏の連帯保証をはずすこと――などだ。それが同年7月に結んだ契約書か ………

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