ヤクルト本社――ダノンが策す「三角合併第1号」

ダノンはすでに実質40%超の株式を支配し、過半数まであと一歩。驚愕の事実を裏付ける、ただならぬ交渉が水面下で続いている。

2007年7月号 BUSINESS [企業スキャン]

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5月15日、東京証券取引所の記者クラブは決算発表に訪れた企業の財務担当者らで混雑していた。同日発表された「ヤクルト本社」の2007年3月期連結決算は売上高2730億円、経常利益336億円と堅調だったが、記者たちの目は決算短信とは別に配られた「グループダノンからの取締役派遣および戦略提携契約の一部変更について」と題されたリリースに釘付けになった。その内容は、①ヤクルト本社はグループダノンから(現在の2人に加えて)新たに2人の取締役を受け入れる、②「グループダノンは04年3月から5年間はヤクルト本社株の持ち株比率20%を超えて引上げない」という契約条項を3年延長し、「07年5月15日から5年間は引き上げない」というものだった。ヤクルト本社と筆頭株主のダノンとの関係は、一筋縄ではいかない状況にある。ダノンは乳製品で世界の約15%のシェアを持つ、フランスの大手食品グループ。同社 ………

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