「松岡自殺」に特捜援護の検察布陣

八木特捜部長を「男にする」。但木検事総長は高検、地検、証券監視委人事で鼓舞。

2007年7月号 DEEP

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奇しき縁である。ちょうど5年前の6月19日。「疑惑のデパート」とも呼ばれ、「国策捜査」という言葉を一般に定着させるきっかけになった衆議院議員、鈴木宗男が、斡旋収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された日だ。直接の容疑は北海道・帯広市の製材会社「やまりん」の依頼で林野庁に働きかけ、見返りに500万円を受け取っていたというもの。特捜部は鈴木逮捕後、「やまりん」から献金を受け取っていた別の衆議院議員2人も事情聴取することになった。聴取自体は彼らの罪を問うものではなく、鈴木捜査の「脇を固める」ためだったが、マスコミの目に触れたら政治家にとっては致命傷だ。対象の1人が人目に触れない聴取の場所を指定してきた。東京・千代田区のホテルニューオータニ東京、しかもスイートルームである。「あいつ、スイートルームを使うほど大物だったんか?」と特捜部内では揶揄する声が聞こえた ………

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