「古賀分祀論」で分裂含みの遺族会

幹部に向かって「個々の見解は話すな」と箝口令。A級分祀の是非どころではない。

2007年7月号 DEEP

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「(靖国神社に合祀(ごうし)されている)A級戦犯の分祀(ぶんし)論議より組織防衛が優先されることになった。古賀会長の狙いは完全に失敗に終わり、影響力低下は否めない」5月8日、靖国神社(東京・九段)近くの九段会館で開かれた日本遺族会(会長・古賀誠元自民党幹事長)の勉強会初会合。その結果を伝え聞いた靖国神社幹部の一人は、ほくそえんだ。勉強会というのは、古賀会長が提唱するA級戦犯の分祀の是非を検討しようと設置されたもので、古賀会長や尾辻秀久副会長ら正副会長、地方代表の常務理事ら最高幹部15人で構成される。長年、タブー視されてきたA級戦犯の分祀問題を議論の俎上(そじよう)に乗せ、局面を打開しようという遺族会の歴史始まって以来の勉強会だ。しかし、直前に「遺族会勉強会、A級分祀容認が過半数」という一部報道もあって、遺族会側に問い合わせが殺到、この日の初会合 ………

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