ポスト安倍へ船田氏が意欲

2007年7月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]

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自民党の船田元・前憲法調査会長(53)が先に出演した民放テレビの番組で、有識者懇談会を設置して集団的自衛権の個別事例の研究に着手した安倍晋三首相(52)の姿勢を批判。政界では「ポスト安倍」への布石との見方が出ている。一度は自民党を離党しながら、後に復党した船田氏は、5月のテレビ番組で集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更で容認することに関して、「憲法解釈には積み重ねがあり、それを一晩で変えてしまうようなことはすべきではない」と言明した。船田氏は94年、小沢一郎氏が率いる新進党の結党に参加。その後、96年に新進党を離党し、翌月の総選挙で当選した。97年に自民党に復党し、元NHKアナウンサーと不倫の末に再婚したが、それがたたって2000年6月の総選挙で落選。03年の総選挙でカムバックした。かつては、「将来の総理候補」と目された船田氏だが、今は古巣の津島派に収まり、 ………

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