孤立無援の成田空港新社長

2007年7月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]

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成田国際空港会社の新社長に、住友商事元副社長の森中小三郎氏(64)が就く。国土交通省OBの指定席だった同ポストを死守しようとする国交省に対して首相官邸が待ったをかけ、航空の自由化や天下り規制の徹底を図る観点から、初めて民間人トップを据えることになった。国交省が再任を求めた旧運輸省事務次官OBの黒野匡彦現社長は特別顧問で残留する見通し。森中氏は電力プロジェクト部門が長く、その世界では知られた人物だが、航空関係者の間では無名の存在。そんな人物に白羽の矢が立ったのは、「民間人なら誰でもいいというなりふり構わぬ要望」(財界関係者)が官邸から日本経団連に寄せられたからだ。そこで政治献金再開で尽力し、永田町に太いパイプを持つようになった宮原賢次
・住友商事会長が一肌脱いで森中氏を送り込んだわけだが、あまりに唐突な人選で評判が芳しくない。国交省は言うに及ば ………

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