2007年7月号 連載 [人事 HUMAN FACTOR]
東京商工会議所の副会頭に小島順彦三菱商事社長が就任する。小島氏はすでに経済同友会副代表幹事を務めている。また、同社会長の佐々木幹夫氏も日本経団連副会長と日本貿易会会長の座にある。1社で経済3団体の主要ポストと業界団体のトップに就いた例はなかった。同社は好業績の上に、人材の厚みが増しており、経済3団体のみならず各種団体幹部への就任要請が相次ぐ。新日本製鉄や東京電力に代わって人材輩出会社と化している。同社は以前から東商の活動を支援しており、歴代トップは副会頭に就任。佐々木会長も3月まで副会頭として山口信夫会頭をサポートし、次期会頭の最有力候補者といわれた。が、これを辞退し、この5月に経団連副会長に転じた。しかし、東商との長きにわたる関係を考えた場合、引き続き支援する必要があるとして、山口会頭の要請を快諾し、小島氏の就任が決まった。 ………
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