岩田弘三氏 ロック・フィールド社長

食の未来を読んで「果決」する

2007年7月号 連載 [経営者のひきだし 第15回]

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時代は、ひとときも止まらない。企業を取り巻く状況は、変わり続けている。経営者は、「寿命が尽きた事業」や「立ち行く見通しの乏しい事業」を打ち切り、成長分野に経営資源を集中するのが責務だ。その決断がなくては、生き残れない。だが、業績が上向くと、その厳しさを忘れがちになる。一時の「成功体験」を、引きずってしまう。4年連続で過去最高益を更新した日本企業群に、その兆候がみえる。「事に臨むに三つの難あり。能(よ)く見る、一なり。見て能く行う、二なり。当(まさ)に行うべくんば必ず果決す、三なり」――中国・宋時代の宰相らの言葉を収めた『宋名臣言行録』にある陽明学者・張詠の言葉だ。事の状況をよく見極め、それに基づいて的確に実行する。この二つだけでも簡単ではない。さらに難しいのは、実行にあたって「果決」することだ。果樹に咲いた多くの花を、そのままにしておくと ………

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