2007年7月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]
米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンからTOB(株式公開買い付け)を仕掛けられたブルドックソースの「ホワイトナイト(白馬の騎士)」に、思わぬ伏兵が登場するかもしれない。注目の主は全国で外食チェーンを展開するゼンショー。ブルドック株の買い取り要請があったことが明らかになったのだ。ゼンショーといえば牛丼チェーン「すき家」で有名だが、最近はM&A(企業の合併・買収)を繰り返し、外食産業の一大勢力となっている。ファミリーレストランの「ココス」、ハンバーグの「ビッグボーイ」、ハンバーガーの「ウェンディーズ」、焼肉・しゃぶしゃぶの「牛庵」、うどんの「なか卯」、回転寿司の「はま寿司」、イタリアンレストランの「ジョリーパスタ」等々。当然、これらの店で使われるソースの量はばかにならない。ブルドックを自前のソースにするのも悪くはなかろう。が、買 ………
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