せっかちサルコジ 「エアバス」テコ入れ

「100日改革」へ猪突猛進。仏独枢軸の再建めざし、EADS増資も欧州憲法も急ぎに急ぐ。

2007年7月号 GLOBAL

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新しいフランス大統領の特徴は、せっかちに尽きる。それゆえニコラ・サルコジは「突進する男」とも呼ばれている。内政では山と積まれた改革事案を「(就任後)100日以内に着手する」と宣言しており、外交でもこれまで築いてきた各国とのパートナーシップを強調しつつも、緊急事態を素早く解決する欲求に駆り立てられているかのようだ。ひとつ結果が出たら、休むことなく次の目標に向かう。フランソワ・フィヨン首相は、サルコジと並んでジョギングをする姿をテレビカメラの前で披露したが、サルコジの速度についていけなかった。そのフィヨンのように、多くの政治家や官僚たちは、サルコジに追いつこうとして疲労の色を見せ始めている。5月16日、フランス大統領に正式に就任したサルコジは、その日のうちにベルリンに赴き、ドイツのアンゲラ・メルケル首相と会談した。2005年5月の欧州憲法条約に関する ………

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