中国「党外」から大臣起用「もっと」と党学校誌論文

2007年7月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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5月に入り胡錦涛政権は、「党外」と称される共産党外にいる2人を部長(大臣に相当)職に任命した。科学技術部長(科学技術庁長官に相当)に非共産党(いわゆる民主諸党派)の致公党中央副主席で自動車のテクノクラートである万鋼氏、衛生部長(厚生労働相に相当)に病理学者の陳竺氏をあてた人事である。これと歩調をあわせるように、党の理論的支柱とも言える中央党学校の機関誌「学習時報」が、中央政府の重要ポストをさらに「党外」に開放するよう促す中央社会主義学院の袁廷華副院長の論文を掲載。行政、司法、監督、専門技術の4分野にかかわる中央政府ポストを、長く共産党と協力関係にある民主諸党派や、政党とは無関係の人材にも担当させるべきだと提唱した。 ポイントは、専門技術以外の3分野のポストにも言及している点だ。行政、司法、監督機関の各部長級といった中国の社会主義国家イデオロ ………

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