航空アライアンスでもANA優勢に焦るJAL

2007年7月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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世界の3大航空会社連合(アライアンス)間の熾烈なシェア争いが注目されている。ナンバーワンの「スターアライアンス」(加盟航空会社はユナイテッド航空など17社)に1999年に加入した全日空(ANA)は、今や同グループの牽引車になっている。一方、経営危機に直面する日本航空(JAL)は4月1日、アライアンス戦争でも後塵を拝する第2位の「ワンワールド」(加盟航空会社はアメリカン航空など10社)に加盟を果たした。ちなみに、第3位の「スカイチーム」(加盟航空会社はノースウエスト航空など10社)に日本の航空会社は未加入である。独走気味のスターアライアンスは今年で結成10周年。5月31日には東京・有楽町の日本外国特派員協会でスターアライアンスのヤーン・アルブレヒトCEO(最高経営責任者)と山元峯生ANA社長の共同記者会見が行われた。その席で両氏は、年内に中国国際航空と上海航空、さらに来 ………

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