マンダリンなど外資系超高級ホテルが国内勢を駆逐。最新データが明かすホテル市場の「ウィンブルドン現象」。
2007年6月号 BUSINESS
3月30日、東京・六本木の防衛庁跡地に林立する再開発ビル「東京ミッドタウン」の一角に、外資系超高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」(客室数248室)が開業した。「高額所得者の上位1~2%の富裕層がターゲット」と、ザ・リッツ・カールトン ホテル カンパニー(本社=米ジョージア州アトランタ)のサイモン・F・クーパー社長が宣言するとおり、53階にある300平方メートルのスイートルームは一泊210万円と国内最高額、最安値の52平方メートルのデラックスルームでさえ6万8250円という強気の価格設定だ。一泊6万円を超えるホテルに果たして需要があるのか、という疑問がわいてくるかもしれないが、その心配は無用。今や東京のシティホテル市場における「勝ち組」は、これら外資系超高級ホテルばかり。編集部が独自入手した、下の「首都圏主要ホテルの収益力ランキング(2007年3月実績)」をご覧い ………
オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。
FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。