「新銀行東京」の再建に投資ファンドが乗り出す?

2007年6月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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東京都の石原慎太郎知事は圧勝で3選を果たし、強気一辺倒の傲慢な言動が完全復活した。しかし、新銀行東京の再建という「公約」だけは達成のめどが立たず、金融界では「投資ファンドの出資を仰ぐのではないか」との観測が急浮上している。新銀行の07年3月期決算は最終赤字が300億円を突破し、計画の倍近くに膨らむ見通し。累積損失はすでに400億円を超えている。08年3月期の黒字転換を掲げた当初目標の達成が不可能などころか、このままでは数年のうちに都の出資金(1千億円)を食い潰してしまう。知事に近い官僚OBは「新銀行は止めてしまうべきだ」と助言したが、本人は聞く耳を持たない。逆に、「2年後に必ず立て直す」と09年3月期の赤字脱却を公約してしまった。とはいえ、大手銀行が貸し渋りから一転して中小企業市場に侵攻する中、新銀行を取り巻く経営環境は厳しさを増す一方だ。このため、有力金 ………

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