シャープ――新鋭社長待ち受ける「艱難辛苦」

液晶王国の前途を託された49歳のエース。「ブランド力向上」「松下の追撃」など課題は山積している。

2007年6月号 BUSINESS [企業スキャン]

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4月25日、大阪市内のホテルでシャープの2007年3月期連結決算の発表があった。売上高は前期比11.8%増の3兆1277億円、純利益は14.7%増の1017億円。売上高、利益ともに4年連続で過去最高を更新し、売上高は初めて3兆円の大台に乗った。吉永小百合をコマーシャルに使った液晶テレビ「アクオス」のヒットなどにより、我が世の春を謳歌するシャープ。好業績をさらに輝かせてみせたのは、大手家電では最年少の49歳で3兆円企業シャープを率いることになった社長、片山幹雄が放つ「オーラ」だった。片山は4月1日に専務から社長に昇格。初の表舞台にもかかわらず、立て板に水の語り口で「薄型テレビの大型化は07年度、さらに拡大する。当社が先日発表した3000対1のコントラストをもつ液晶テレビ『アクオス』のプレミアムシリーズは絶好調。欧米アジアでも順次発売し、グローバルな売り上げ拡大を目指す」と切り ………

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