ブロック紙が元気な理由

2007年5月号 連載 [メディアの急所]

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インターネットの急成長に伴い、新聞の販売部数は減少傾向にあるが、その中でブロック紙は例外的に元気だ。我が国最大のブロック紙「中日新聞」は2007年11月のABC部数で274万1千部と前年同月比0.1%増。全国紙の「産経」(219万7千部)を凌駕し、傘下の「東京新聞」(58万7千部)を加えると332万8千部となり、「日経」(304万4千部)を上回る。トヨタ自動車を抱え、日本一景気がいい中京圏が地盤のためだ。一方、名古屋周辺の県紙は「静岡新聞」(3.3%減の71万7千部)、「岐阜新聞」(1.0%減の17万7千部)と部数減に苦しむ。中部ブロックの中核である名古屋市が静岡市や岐阜市などブロック内の主要都市からヒト、モノ、カネ、情報を吸い上げる「ストロー現象」が、地方新聞界でも起こっている。九州でも一極集中が進む福岡市を本拠とするブロック紙「西日本新聞」が84万7千部と前年より0.2%増えた半 ………

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