2007年5月号 連載 [RELIGIOUS WORLD]
日本の教団の連合組織に、新日本宗教団体連合会(略称・新宗連、理事長・庭野日鑛立正佼成会会長)がある。加盟は69の新宗教教団で、さまざまな形の宗教協力を行っている。もちろん参加教団は、わが道を行く創価学会とは対抗的関係にある。その新宗連が出している機関紙が新宗教新聞(月1回発行)。加盟教団の動きを中心に宗教界の話題を伝えているが、3月25日号は、世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会の第5代事務総長に、新宗連加盟の妙智會教団理事長、宮本けいし氏を選んだと報じている。同紙によると、宮本氏の就任は3月19日の理事会で決定したという。前事務総長が元天台宗務総長の杉谷義純氏だったことを考えれば、非常に重みのあるポストだといえよう。妙智會とは、1950年開教の法華系教団。世間的な知名度はそれほど高くないが、パーフェクトリバティー教団(PL)などと並び100万人規模の信 ………
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