中外製薬が新型抗がん剤製薬各社の株価に影響

2007年5月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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中外製薬が開発してきた新タイプの抗がん剤アバスチンが夏までに登場する。アバスチンはがん細胞の血管が新生する働きを阻害する薬剤。血管ができなければがん細胞は増殖できない。アバスチンはつまり、がん細胞を兵糧攻めにするという抗がん剤だ。ただし単体で使用するのではなく、5│FU系抗がん剤、白金系抗がん剤などと併用する。アバスチンが広く使われれば、併用する薬剤の売上高も押し上げられるとみられ、他の抗がん剤の牽引車的な役割にも期待がかかる。アバスチンは欧米ではロシュとジェネンテックが開発・販売し、昨年の世界の売上高は約3000億円にも達する。日本で同剤を使うのは、まずは大腸がん。大腸がんの標準療法は、5│F
Uという従来の抗がん剤とヤクルト本社の白金系抗がん剤であるエルプラット、それにロイコボリンという薬剤を併用するFOLFOX療法。エルプラットが発売されてからFOLFO ………

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